有給休暇
よくある会話
Aさん「家族で旅行に行く計画で3日有給休暇をいただけますか?」
会社「代わりになる人いないし、みんな有給休暇取らないで頑張っているし厳しいな。」
横で聞いていた。
Bさん「私なんて3年間取ってないよ」
Aさん…………却下される。
さて、いかがでしょうか?
こんな感じありますよね。
ここで労働基準法など社内規定など言えばキリない。
経営者も人なので考え、方針様々なので否定はしませんが。
人は生きていく上で働くことが必要だし会社も存続させるには人が必要。
その人=労働者にも生活はあり、仕事だけで生活が成り立つものではない。
趣味もあれば家庭も友達も恋人も仕事以外に大事にするもの、そして会社は労働者を雇うということはその労働者の生活全般をも担う事もわすれてはいけない。
「誰かが有給休暇を取らず頑張っている」
正当な理由ではない。
言葉返せば。
「有給休暇はない会社です」と言っているのと同じ。
労働者は仕事ずくめで疲れ果て英気を養う時間が無くなる。
さぁー頑張ろうが無くなる=やる気
やはり人には年に一度でいいから通常の公休と他に旅行などに行ける機会を与えリフレッシュさせ仕事に従事させることも必要である。
Bさんか言った言葉。
・取りたいのに取れないのか?
・別に予定もないから取らないのか?
・みんな取らないから取らないのか?
・仕事大好きで取らないのか?
・そもそも有給があること自体しらないのか?
・公休でリフレッシュ出来ているからなのか?
・生活のリズムが取らないでいられるバターンなのか?
・一昔の美徳感覚なのか?
いずれにしても分からないが、私がとっていないから……は言わざるべきではない。
誰かが有給休暇を取るとみんな取りたがる。
分からないことではないが。
有給休暇は経営戦略の一つでもある。
大企業でさえ有給休暇申請は取りにくい風習ですから、中小企業なら尚更。
取る側として、取るからにはしっかりとその後の結果を示し、感謝の心を持つ。
有給休暇は当たり前がいつか普通になる時代は先遠いが、双方の有給休暇に対する認識の
相違がないようにしっかりと労使関係を確立することが必要である。