海外留学
期待と不安を抱いて飛び立つ海外留学。
目的はなんなのか?
語学勉強。
就職戦線での材料。
何か目的があっての海外留学であることでしょう。
ただ、残念ながら近づくにつれて不安が大きくなりやめてしまう人も多くいると聞きます。
日本国内であれば困れば日本語も通じるし文化もさほど変わらないので問題は無い。
海外であればそうはいかなくなる。
言葉も文化も風習も何もかも違う。
「当たり前が当たり前でなくなる瞬間」
だが、それに気づくことが語学を習得するとか就職戦線の為とかよりも大きなことです。
挨拶のハグにしても同性異性当たり前。
土足の習慣。
スーパーなどで会計前に食べるとか封を開けてしまうとか。
水道水が飲めない。
電車が来ない。
自販機がないもしくは少ない。
夜は歩けない。
これらはほんのさわりで結構みなさんがしっていること。
細かいことを書くときりがない。
なんせ関東ではエスカレーターで並ぶのは左側……関西は右側。
たかが500㌔ほどしか離れていない国内でも違うのですから、何千キロと離れた異国でとは比べ物にならない。
日本がどれだけ早いスピードで発展して、いかに安全、安心、快適、便利か改めて気づくことでしょう。
知らずして、私達が呼吸するぐらい当たり前すぎてほんの些細な事でその当たり前がほんの少し違うだけで怒ったり、ムカついたりしてしまいます。
豊かすぎると言ってもいいでしょう。
是非、海外留学中はその地の当たり前を学ぶ事で日本にもこんな習慣があればいいとか、日本のこんな習慣がその地にあればなどなど考えてみると今後の人生で役に立つことでしょう。
物事の視点が広がり、つまづいた時、悩んだ時いろんな場面で今までにない選択枠が増えることを学んだきてもらいたいものです。
昨今、訪日外国人でよく話題になるマナーもその一つで私たちから見ると良くないイメージを抱きまますが、その方々からしたらその国では普通で当たり前かもせれません。
逆に私たちが他国にいった時 同じことをしていることも忘れてはなりません。
自分を違う目線で。
日本を違う目線で。
そして、知識としてではなく知恵を学ぶ。
社会では知識より知恵が何より優先します。
見つめ直す素晴らしい留学になることと思います。
行ってらっしゃい(^_^)ノ