海外生活
みなさまこんにちは。
仕事の環境が来年から変わることで多くの方々にお会いする機会が増えております。
日本人であったり外人であったりと様々な方から協力を得て進める中で、よく聞かれるのが「ご出身はどこですか?」
ん…おもわず…「日本です」と答えてしまい、しまった!と思う前に「のどこですか?」と聞き直されます。
多分今までに、こいつふざけてるのか?と思われていることもあったことでしょう。
ニューヨーク、サンフランシスコ、シンガポール、香港、カナダ、ブタペスト、サンパウロの順に3才から高校入学までこの間日本に帰ってきたのは小学校5年生の半年間と中学の4ヶ月でした。
親の都合で引っ越さなければならない。
またか…
友達とまた別れるのか…
今度はどこ?
友達できるかな?
正直、親を嫌いになっていた。
日本はグローバル。
世界各国に日本人学校もあるだろう。
しかし、当時はまだ日本人学校というものは無く現地校。
•「ご出身はどこですか?」
うまく答えられない。
•各国に友達いる
けど‥親友はいない。
•新しい言葉や文化の習得
得意。
けど‥時点で英語や日本語、他に同時に習っている言葉、文化などの障害
訳がわからなくなる。
•いつでも転校生
気の合う人や友だちを見つけるのに本当に苦労する。
こんな事があったあの時だが、今となってはあの時、それぞれの悩みが大人になり大きな財産となって役に立っている事に両親に感謝している。
その財産とは、当たり前と思っていたこと文化や風習が当たり前ではないことを知り、多くを学んだことと、多くを学ばなくてはいけないことを知ったことで学ぶことも重要だが、まずは知ることの気持ちを忘れないことが全てに通じることとおもう。
物知り博士ではなく、知ることは心の通じるものだと……。
人として。
「できる」人ではなく「できた」人と成長したいものです。