猛烈社員
一昔。
いや、二昔。
今やブラック企業と言葉があるがなかった時代に生まれその親は更に今で言うブラック猛烈社員。
二世代目の猛烈社員は今は40歳後半のオヤジたち=自分。
最初の入社は佐川急便でのあの地獄の研修( ̄∀ ̄)
声が出なくなるほど社是、社訓を暗記し大声で吠えた。
生き残るのは3分の1の猛烈社員街道に乗った人のみ。
あれほどの研修に耐えただけあり簡単には皆配属されてからは辞めない。
いいか悪いかわからないが、それが美徳であり日本の当たり前であった。
確かに給料も今では考えられない初任給&昇給&月給それに加え休みも月9日。
ただ、労働時間は……猛烈時間外労働。
帰って飯→寝る→起きる=4~5時間自宅滞在で気づいたら仕事していた(笑)
これも猛烈社員=美徳=当たり前=普通。
現代では美徳にもならない異常と言える美徳は
まだ自分の中に無いとは言い切れす比べてしまう事はある。
そんな通用もしない美徳時代を生き抜いてきた人達は役職や役員という立場で会社の指揮をとっているのが多いだろうが、そのままの異常な猛烈社員の美徳精神では繁栄は現状、無に近いのが事実で最終的には死者も出る社会問題になり、会社のイメージは堕落し、社会制裁を受けざるおえないことになっている。
社長?
副社長?
役員?
役職?
確かに!
それだけの実績、経験、責任があるのは確か(普通は‥)
平社員だろうがトップだろうが、野球で言えばポジションと役割が違うだけで誰が1番とか偉いなど勘違いしていては今までの異常な美徳の中で使えるせっかくの猛烈社員時代の経験が勿体無い。
上下関係をなくす事は良く無いが縦割り社会をほんの少し斜めにし社員が上を見える=コミュニケーションが取れる経営が求められる時代が更に来る事だろう。
こんな事を言っている私だが‥‥‥‥
本日久々にあるプロジェクトに向けて24時間365日絶対に休業がありえない業界故、経験したことの無い時間帯の視察として17時間労働。
いつもの2倍。
何故か非常に清々しく今日も猛烈社員できる。
別に慕われたい、褒め言葉なんて関係ない、いらない。
ここで続けたい。
ここで良かった。
挑戦できる。
個々の能力を出し仕事の楽しさ、苦しさもここだからできると感じられるようにする時代。
これもひと昔とは違うインターネットでのおじさんたちとは違う若者の情報量。
何一つ調べるにしてもClick Click。
速い‥‥‥
まぁ〜〜まぁ〜〜初日ですからね(笑笑)
と思いつつ、やっぱり、誰かが猛烈社員やらねばならないのも現実がある‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
猛烈社員、時間外労働、縦割りやブラックなどを否定はしませんが、無くなればいいかな?
必要な時期もあるということかな‥
こんな長時間仕事をしていたら周りへの逆効果を生み出すことも配慮してプロジェクトを進行し、フラットな会社運営が必要な時期なのかもしれません。
@羽田空港 Flight to Osaka